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9月18日
子どもたちの北欧の旅。 〜デンマーク、スウェーデン、フィンランドでの52日間〜 開催日:10月19日
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8月31日
糸←布←衣 開催日:10月6日
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8月10日
【10月開催】紙×ものづくり ~紙漉きからはじめる製本・装丁~ 開催日:10月10日 〜 10月17日
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2月28日
十人十色の絵画展 開催日:2月7日 〜 4月6日
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2月28日
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子ども図書館 ほたるについて
未来をつくる子どもたち。
その子どもたちに、想像力と創造力を育んで欲しい。
デジタルで何でも知ることができる時代だからこそ、
めくるページの中で出会う世界を大切にして欲しい。
今まで見たことのない、これから見たい世界に出会って欲しい。
そんな想いから「子ども図書館ほたる」をつくりました。
感性豊かな子どもたちが
自分の手で自由に世界をつくっていけるように、
デザインやアート、ものづくりなどの本を中心に揃えています。
その本が作られた国や時代、
対象年齢などにも縛られず好奇心のままに本を選んで、
秘密基地みたいな小屋の中や
とっておきのアンティークの椅子など
自由な空間で自由に本を読んで欲しいと思っています。
「子ども図書館ほたる」へ、ぜひ遊びに来てください。
子どもたちへ
このとしょかんでは、すきなばしょですきな本をたのしんでください。
アートの本、おとなの本、がいこくの本も
きになったら、ぜひ手にとってみてください。
こやの中や、すきないす、山がみえるまどのちかくなど、
じぶんのすきなばしょで
じゆうに、じっくり、すきなだけ本をよんでみてください。
本の中には、たくさんのあたらしいせかいがひろがっています。
「子どもとしょかんほたる」にあそびにきて、
そのせかいをたのしんでみてください。
メッセージ
本があれば世界中を駆け回ることができる。
本から広がる世界を子どもたちに経験して欲しい。
その経験をもとに、子どもたちが自由に自分の手で世界をつくって欲しい。
その想いには、自分自身の本との係わりがありました。
堀江謙一の「太平洋ひとりぼっち」と小田実の「何でも見てやろう」を子どもの頃読んだことがきっかけで、世界を見たいと思いました。今から60年ほど前の京都の田舎で育った私の周りには、海外に住むどころか、旅行に行く人さえいませんでしたが、本で読んだその世界を自分の目で見てみたいという想いで、カナダに渡り永住権を取得し、カナダをはじめとする様々な国の人たちと生活しました。
その時に経験した世界中の人たちとの出会いは、何にも代えがたい宝物です。どんな苦境でも楽しみ、どんな場所であっても仲間を作り、楽しく人生を送ることができているのは、あの2冊の本があったからです。1冊の本がきっかけで世界が広がる。多くの子どもたちにもその経験をして欲しいという想いで、図書館を始めました。
その想いをもとに、2013年から10年間ネパールで図書館を作ってきました。経済的に厳しい環境にあるネパールでは、学校に行くことができない子どもたちもいます。そんな子どもたちも、本さえあれば、新しい知識や経験を増やしていくことができます。
一人でも多くの子どもたちが、本を読み、無限の可能性に挑戦できるようになって欲しいという想いから「ネパールの美しい村に図書館を」という活動を始めました。図書館もしくは小規模の学校を毎年1館作り、10館が完成しました。この10年間、ネパールの子どもたちや地域の人々が本を手に取ったときの喜びを共にしてきました。
当初の目標だった10館目が完成した時、これからは自分が住む地域のための図書館活動を行いたいと思いました。デジタルでなんでも知ることができる時代であっても、本の中でしか出会えない世界がたくさんあります。新しい知識や経験を増やし、世界中を本の中で自由に旅することができるのです。これからの未来をつくる、感性豊かな子どもたちに自由な空間で自由に本を楽しんで欲しいと思っています。
一般社団法人螢學舎 代表理事
大槻順一郎