子ども図書館 ほたるについて
ご利用方法
利用対象者 | 乳幼児から中高生までを対象とした図書館ですが、大学生や大人の方もご利用いただけます。 |
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開館日時 | 水曜日〜土曜日 11:00〜16:00 |
休館日 | 日曜日〜火曜・日GW・お盆・年末年始・蔵書整理期間 |
駐車場 | あり |
臨時休館する場合がありますので、
ご来館の際は事前に公式ウェブサイトやインスタグラムで開館状況をご確認の上、ご来館ください。
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本を返すとき
元の場所にお戻しください。戻す場所が分からないときは、バスケットに入れてください。
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お荷物について
館内にはロッカーがございません。お荷物は来館者様ご自身で管理いただけますよう、お願いします。
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ごみについて
館内にはゴミ箱がございませんので、ゴミはお持ち帰りいただくようご協力をお願いします。
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館内での撮影について
他の来館者に配慮し、迷惑とならないように撮影をお願いいたします。撮影した写真等の商業利用はできません。
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本のトラブルについて
本を破ったり汚してしまった場合は、スタッフにお声がけください。次の方が気持ちよく読めない状態の場合は、弁償をお願いいたします。
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弁償手続きについて
原則として同じ資料を購入して弁償していただきます。絶版等で現物弁償ができない場合は、指定した代替資料をご購入していただきます。
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飲食について
2階図書館での飲食はお控えいただいていますが、水分補給のためのフタ付きの飲み物は飲んでいただくことができます。1階には飲食していただけるスペースがあります。館内にはゴミ箱がございませんので、ゴミはお持ち帰りいただくようご協力をお願いします。
施設について
乳幼児から中高生までを対象とした図書館ですが、大学生や大人の方もご利用いただけます。
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建物について
子ども図書館ほたるの建物は、100年以上前に建てられた、旧誕生寺小学校の校舎です。この校舎は、岡山県の学校建設を多く手がけた江川三郎八が設計し、明治43年(1910年)に現在の久米南町に赤坂高等尋常小学校の校舎として建てられました。木造2階建ての寄棟造(よせむねづくり)で、平屋棟が左手に付属しています。
昭和48年に校舎の建て替えに伴い、現在の岡山県赤磐市馬屋に移築されました。2018年に国登録有形文化財として登録されています。この歴史的な建物を残し、未来を作っていく子どもたちに使ってもらいたいという想いから、図書館として活用することにしました。 -
壁画について
子ども図書館ほたるに設置している壁画の現作品は、猪熊弦一郎が1949年に慶応義塾大学の学生ホールの東西壁画に展示するために描いた2枚組の壁画の東面(当時)の1枚です。
猪熊弦一郎の母校の旧制丸亀中学校を前身とする香川県立丸亀高等学校の生徒たちが、2021年に香川県立ミュージアムにおいて開催された特別展「空間に生きる画家猪熊弦一郎―民主主義の生活空間と造形の試み」のエントランスロビーを飾る壁画として、2か月かけて制作した原寸大の複製です。
慶応義塾大学、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・公益財団法人ミモカ美術展振興財団、香川県立ミュージアム、香川県立丸亀高等学校の協力、承認を得て、図書館に設置させていただいています。 -
小屋や家具について
子どもたちの読書環境にこだわり、子どもたちが自由にくつろいで本を楽しめるような小屋を用意しています。上質な家具にふれながら、子どもたちが心地よく本を読めるよう、アーコール社をはじめとするアンティークの椅子や家具をご用意しています。
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本の貸出について
貸出は行なっておりませんので、館内だけで本を楽しんでください。
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授乳室
館内1階に授乳室をご用意しています。赤ちゃんの授乳にご利用ください。
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トイレ
女性用・子ども用・多目的トイレの3タイプを館内1階に設置しています。
運営メンバーについて
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一般社団法人螢學舎 代表理事
大槻 順一郎
株式会社アクシス 代表取締役会長
私は、1949年京都で生まれ、若い時に小田実や堀江謙一の本に感動し外国に興味を抱きました。とうとうカナダに渡り永住権まで取得しました。日本に帰ってきてからも、ずっと海外を旅するのが楽しくて、外国に行っても観光地を回るのではなく、その土地の人と一緒に生活したり、無人島で生活したり。その内、岡山市に移住して、㈱アクシスという雑貨メーカーを立ち上げました。山歩きも大好きで、ネパールのヒマラヤトレッキングに行って、山岳部には図書館が無いという事を知り、2013年から知人からの寄附金だけで一年に一館ずつ、10年間に10館の図書館を作りました。そして、2023年、ここ赤磐市に『子ども図書館・ほたる』を開館しました。子どもだけでなく大人も楽しめる、みんなに愛される図書館にしたいです。
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館長
北川 文夫
1957年生まれ。高度成長期に育ったので科学技術に興味があり物理学を学びました。その後コンピュータへ興味が移り、コンピュータの仕事をしてきました。岡山理科大学で学長補佐、総合情報学部長等を歴任し、現在は情報理工学部教授をしています。私生活では、社会問題に対する市民運動、災害ボランティア、公民館などの活動をしてきています。学生のころから地平線会議に何度か参加し、冒険本がたくさんあります。子育てで読んだ絵本を孫守りで読み直して絵本の良さを改めて感じています。
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副館長
加藤 喜代美
紹介文子育てを通じて、絵本の素晴らしさに出会い、「草の実文庫」を始めました。当時、子どもの本のサマーカレッジや、作家の講演会に多数参加して、すごく楽しかったです。転勤で岡山に来てからは、藍染に夢中になり、国内の美術館をはじめ、アメリカ、イギリス、フランス、チェコなどでも展覧会を行いました。藍染以外にも、詩、絵、ハンドメイドフェルト、和紙を使った作品、洋服、バッグなど、とにかく作ることが大好きです。作っていると幸せです。大槻さんに、子ども図書館を作ることをお聞きして、子どもの本にかかわっていたころを思い出し、わくわくしました。しかも、以前から気になっていたこの素敵な建物と、大好きな本の組み合わせ。ゆったりした時間が流れる楽しい空間、間違いなしです。子どもはもちろん、大人たちにとっても、至福の場所になりますようにと、願っています。
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副館長
伊永 和弘
現代美術作家。シルクスクリーンや陶を使って平面や立体の作品を制作し、美術館やギャラリーで展示しています。もう一つの顔は、アートイヴェントのディレクターです。岡山芸術回廊、瀬戸内SPIRAL、あかいわART RALLYなどを企画してきました。地域と人とアートが、どのように関わって何が生まれるのか、これをこれからも追求していきたい。